いつの間にか申し込み〆切が過ぎてた…なんてこと、ありませんか?
会員登録後の情報メールが多すぎて、観劇情報が届くのは嬉しいけれど、
ファンクラブ・劇団・劇場・プレイガイドなど、あちこちから届くメールの中で
「観たい!」と思っていた舞台の先行販売通知が埋もれてしまい、
気づけば申込期日が過ぎていた……という経験、きっと誰にでもあるはず。
今回は、年間100公演を観劇しているかてこさんが実践している、
「通知メールとカレンダーのシンプル整理術」をご紹介します。
<Phase1>チケット申し込み前のスケジュール管理
STEP1|大事な先行販売メールには「★」マーク!
GmailでもOutlookでも、重要なメールに「★」マーク(または他の目印)をつける機能があります。
あとでまとめて確認できるように、先行販売系の通知にはマークをつけておきます。
通知の種類は、登録しているサービスによって異なりますが、
丁寧なところは、以下のように複数回リマインドしてくれます:
①キャスティング発表メール
②先行申込期間のご案内メール
③「今日から申込開始です!」の開始通知
④「明日が締切ですよ!」の期日前リマインド

かてこさん
「基本的には、②に★マークをつけておきます」
STEP2|先行販売のスケジュールをカレンダーに登録!
「★」をつけた通知メールを、空き時間にまとめてカレンダーへ記入します。
・申込期間の開始日と締切日
・当落発表日 などを記載。
色分けなどはせず、シンプルに「無色」で登録します。
STEP3|カレンダー通知を受け取ったら即アクション!
スマホの通知機能でポップアップが表示されるよう設定しておけば、
通知が来たタイミングで申込み行動をスムーズに起こせます。

<Phase2>チケット申し込み後のスケジュール管理
STEP1|申し込んだら、観劇予定をカレンダーに!
日時、演目名、劇場、支払い方法(カード会社名 or コンビニ)などを記載します。
この時点では、当選かどうかにかかわらず、すべての申し込み分を「無色」で登録。
※コンビニ支払いの場合、支払期限を過ぎると申込み自体が無効になることもあるため、要注意!
また、複数公演を申し込む際にカード会社を分けておくと、
引き落とし通知などで当落状況を事前に把握しやすくなるというメリットもあります。
STEP2|当選したら「色」で確定!
当選がわかったら、その予定だけ「ピンク」に色付け(かてこさん流)。
落選した場合は、登録していた予定自体を削除します。
色を使いすぎると管理が複雑になるため、ルールは1〜2色に絞っているとのこと。
STEP3|移動時間もふまえて、無理のない観劇スケジュールに
かてこさんの基本ルールは「1日1公演」ですが、
劇場間の距離や開演時間によっては、1日2公演の“はしご観劇”をすることも。
例:日比谷 → 横浜アリーナはしご(※実際の観劇実績あり!)
また、カレンダーで予定を可視化しておけば、
同日・同時刻の重複申し込みを回避できるだけでなく、
観劇の余白時間を確保したスケジューリングにも役立ちます。
◎ Excelやスプレッドシート派もOK。でも…
当落・申込情報をExcelやGoogleスプレッドシートで管理する方法もあります。
当選確率の把握など、精密な記録には最適ですが、
「表を作ることが目的になってしまい、運用が続かない」ことも。
→ ツールはあくまで“手段”。
大切なのは、自分にとってシンプルで続けやすい方法を選ぶこと。
メール通知✕カレンダー管理術が、
かてこさんの16年にわたる観劇ライフを支えています。
カレンダーにピンク色の観劇予定がぽつぽつと並ぶだけで、
毎日が少し、楽しみになるのだそうです。
情報に振り回されるのではなく、
「必要なときに、必要な情報だけが目に入る」仕組みをつくり、
“自分の生活リズム”の中で観劇予定を見える化すること。
それが、満足度の高い観劇ライフにつながる第一歩です。
みなさんもぜひ、自分に合ったスタイルを探してみてください。