みなさまは、松田聖子さんのライブに行ったことはありますか?

昭和の「The アイドル」——
そう聞いて思い浮かぶ名前の筆頭こそ、松田聖子さん。
いまなお歌い続け、輝き続けるその姿に、ただ、ただ脱帽するばかりです。

そんな“永遠のアイドル”を、
観客として、1人の人として、ずっと応援し続けるファンがいる。
それこそが、松田聖子という存在が持つ、揺るがない魅力なのだと実感します。

今回は、年間100公演赴くかてこさんの膨大な舞台ファイルの中から、松田聖子さんにフォーカス、
その魅力を聞いてみました。

「推し」じゃなくても、楽しめるステージがある

かてこさんにとって、聖子さんは“推し”ではありません。
でも、あの時代の空気感をそのままに届けてくれるステージに、
懐かしさと非日常のトキメキを感じられる——そんな唯一無二の時間を味わえるのです。

ステージには、80年代そのままのフリフリドレス衣装。
かわいらしいピンク系でまとめられた世界観。
そして、今も変わらず、うまい!と唸らされる歌声。

さらにはライブ中盤、
ファンから「歌ってほしい曲」をボードや声でリクエストすると、
なんとその場で即興で披露してくれるパートも!
レア曲でも、少し楽譜を見ればスッと歌い出せる、その対応力には感動すら覚えます。

「日常のままの聖子さん」と出会える

何より驚くのは、聖子さんの自然体なコミュニケーション。
ファンとの会話も、まるで近所の知人と話すかのようなやわらかさ。
“アイドル”でありながら、“ひとりの人”としての距離感が伝わってくる。
この“素のまま”のやりとりが、長年ファンを惹きつけ続けている理由なのかもしれません。

会場を見渡せば、
フリルドレスを真似た衣装で参加する“聖子コス”のファンたち。
男女問わず50〜60代中心の観客たちは、それぞれの想いを胸に、
あの頃の自分と再会しているかのようでした。

初心者でも楽しめる? YES!

カウントダウンやアニバーサリーライブでは、
過去のヒット曲が惜しみなく披露されるので、
「松田聖子の名前は知ってるけど…」という初心者の方でも大丈夫。
むしろ、“最初の1本”としておすすめです!

かてこさん

「〇〇周年記念ライブは、なるべく行くようにしています。
会場の一体感、聖子さんとの自然な距離感、そしてそのときにしか聴けない即興パート…。
毎回、“ああ、やっぱり来てよかったな”って思わせてくれるライブなんです。」

満足度の高かったデビュー45周年コンサート!

2025年のステージでも、かわいらしいフリフリの衣装を身にまといながら、
堂々と、ブレることなく“アイドル”として立ち続ける姿は、
清々しく、どこか温かさを感じました。

アコースティックコーナーではファンからのリクエストに応えてアカペラで歌い上げ、
前回の公演で「宿題ね」と約束した曲も、しっかりと披露。
そんな“約束を大切にする”姿に、会場全体がやさしい笑顔に包まれていました。

衣装替えのあと、客席からの「回って〜!」という声に、
「回ればいいの〜?」と応えるやりとりも微笑ましく、
ファンとの交流を何より大切にしていることが、自然と伝わってきます。

また、今回印象的だったのは、聖子さんを支えるバンドメンバーの存在。
6人ほどの編成で、リクエストのたびに「この曲いける?」と確認し合いながらも、
即座に演奏に入れるほど、聖子さんの楽曲を熟知したプロフェッショナルたち。
そんな息の合ったやりとりも含めて、会場全体がひとつの空間として完成していました。

(2025年かてこさん撮影)

観劇ド素人所感

45年という時を経てもなお、
“アイドル・松田聖子”を愛し、支え続ける人たちとの信頼関係が、
聖子さんのステージの温かさの源になっているのかもしれません。

聖子さんの懐かしの歌を聴きたいのはもちろん、
聖子ちゃんカット(当時流行った髪型)でライブに参加するファンたちの姿を見て、
タイムスリップしたような気分を味わってみたくなった、観劇ド素人のわたしなのでした。

今回の舞台ファイルでは、“舞台”という言葉を少し広義に捉えて、
かてこさんが体験した“音楽ライブ”の魅力をご紹介しました。

ステージの上に立つ人、その世界観を作り上げるすべての人に拍手を。

(ノリでかてこさんを聖子ちゃんカットにしてみました、なかなかに昭和感出ますね…笑)
(かてこさんに突っ込まれたら差し替えます…汗)

舞台ファイル:松田 聖子 ライブ&コンサート

定期的に聖子ちゃんの歌を聞きたくなるかてこさん、
ふと日程が空くと、思い出したかのようにチケットを取ってしまうのだとか。。
かてこさんがこれまでに赴いたライブ&コンサート日程は以下の通り。

【公演名】COUNT DOWN LIVE PARTY 2008-2009
【公演期間】2008年12月31日~2009年01月01日
【会場】東京体育館

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【公演名】Seiko Matsuda ”SEIKO JAZZ 2” Concert Tour 2019
【公演日時】2019年02月26日~2019年02月27日
【会場】オーチャードホール

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【公演名】Pre 40th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2019 ”Seiko Singing Collection”
【公演日時】2019年06月08日~2019年08月08日
【会場】日本武道館

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【公演名】Happy 40th Anniversary!! Seiko Matsuda Concert Tour 2020 ”Singings & Very Best Songs Collection!!”
【公演日時】2020年06月06日~2020年10月03日コロナにて全公演延期へ
→振替公演:2021年06月25日~2021年10月24日
【会場】日本武道館

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【公演名】Seiko Matsuda Concert Tour 2022 ”My Favorite Singings & Best Songs”
【公演日時】2022年06月11日~2022年09月03日
【会場】日本武道館

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【公演名】45th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2025 “Sing! Sing! Sing!”
【公演日時】2025年09月05日~2025年09月06日
【会場】日本武道館