2025年、劇団☆新感線は45周年の大舞台として、
秋冬興行「チャンピオンまつり」を掲げたいのうえ歌舞伎最新作
『爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK』 を上演しました。

松竹創業130周年、新橋演舞場100周年という節目にも重なり、
“歴史記念イヤーの豪華コラボ興行”とも言える本作。

作・中島かずき、演出・いのうえひでのり、
そして古田新太、橋本じゅん、高田聖子、小池栄子、早乙女太一、向井理など
豪華キャストが集結した、新感線らしい“爆烈エンターテインメント”が展開されます。

劇団☆新感線の公演はこれまでも幾度も足を運んできましたが、
今年も、年間100公演以上赴くかてこさんの1本として加わりました。

(2025年かてこさん撮影:新橋演舞場にて)

令和の“忠臣蔵”を小池栄子がどう変える?

物語の中心に立つのは、なんと小池栄子さん。
「女性が歌舞伎なんて務まるわけがない」と否定されながらも、
自分の芝居を貫き、舞台の世界で認められていく——。

古典の「忠臣蔵」の枠組みを借りながら、
新感線らしい切り口で“女性主人公の成長譚”として再構築されているのが特徴です。

テレビでは放送できない小ネタが飛び出すなど、
いのうえ歌舞伎らしい破天荒な遊び心が全編に満載。

大立ち回り×笑いのテンポが加速する、新感線の真骨頂

早乙女太一さんの女形の美しくしとやかな所作からの圧巻の殺陣、
還暦とは思えない立ち回りの古田新太さん、橋本じゅんさん&橋本さとしさんも際立つ役どころ
向井理さんの存在感と新鮮な立ち回り——。

一人ひとりの見せ場がしっかり用意されつつ、
全体のトーンは“豪快で笑って楽しめる娯楽活劇”。

パロディ、アドリブ、テンポのいい掛け合いが重なり、
場内の熱量がぐんぐん上がっていく、
“これぞ新感線!”と感じる活気に満ちています。

(2025年かてこさん撮影:前面遮るものなく、見通しの良いセンター席の時もあれば、、)

(2025年かてこさん撮影:ドブ席=舞台向かって左側、花道外側の時もあり、、)

かてこさん

ドブ席6列からの眺め。どうしても位置的に後ろ姿が多くなる席なので、やや諦めていたのですが、この日は主要なキャストが目の前に止まって、後ろ姿だけではなく、普通にドブ席側も見てくれること多数、大満足でした!

終始「笑い」がたっぷりで、気軽に、ただただ楽しめる舞台

テレビドラマでもその怪演っぷりが話題になる小池栄子さん、
舞台での変幻自在っぷりも見どころです。
彼女が10代を演じると、本当に10代に見えるから面白い。
しかも色気封印を封じたキャラ設定も卒なくこなしています。

舞台人として大ベテランの古田新太さんを中心に、
お笑い要素を持ち合わせた舞台人が思いっきり弾けていて、
観客を「笑い」へ惹きこみます。そして歌も上手い!

休憩30分含めて3時間50分、舞台の「笑い」の渦に引きこまれた、
あっという間の時間でした。

かてこさん

とにかく笑って帰れる、肩の力を抜いて楽しめる一本でした!

(2025年かてこさん撮影:場内2階席後方には、着刻板風メッセージボードがあり、)

(2025年かてこさん撮影:製作発表会見時、キャストが手に持っていた提灯も飾られていました。)

ゲキ×シネから入るのもひとつ!

「忠臣蔵」って聞くと時代ものでよく扱われるテーマであるものの、
オカタイイメージが先行するかもしれませんが、
”新感線”テイストでわかりやすい物語に仕上がっています。

とにかくテンポよく笑わせてくれるし、
役が増える場面も“わかりやすく面白く”見せてくれるので、
置いていかれる感じはまったくなし。

そんな笑いをお手軽に体験するなら、
「ゲキ×シネ」からスタートするのもひとつ。
舞台の熱量をそのままに、映画館で気軽に体験できる入口として非常に優秀です。

「ゲキ(=演劇)」と「シネ(=シネマ)」を合わせた造語で、
昨今の解像度の上がった映像技術と、映画館の音響レベルに合わせて
劇団☆新感線の舞台作品を映像作品として再構成したもの。

すでに30以上の舞台が、ド迫力な作品として映像化されています。
決して侮ることなかれ。
数十台のカメラ映像から紡ぎだされた映像には、より多くの人に”舞台”を届けたいという
劇団☆新感線の本気の想いが詰まっています。

劇団☆新感線の舞台体験をゲキシネから始めてみるのはいかがでしょうか。

ステージに立つ人、その世界を創り上げるすべての人に、心から拍手を。

関連作品

劇団☆新感線の舞台が映像で観られる「ゲキ×シネ」作品はこちら。
https://www.geki-cine.jp/

Amazon Prime Videoで「ゲキ×シネ」作品(作品一覧)の配信始まりました! (2025年12月)
・『五右衛門ロック』
・『蜉蝣峠』
・『薔薇とサムライ』
・『髑髏城の七人(2011)』
・『シレンとラギ』
・『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』
・『蒼の乱』
・『髑髏城の七人』Season花 ※
・『髑髏城の七人』Season鳥 ※
・『髑髏城の七人』Season風 ※
・『髑髏城の七人』Season月《上弦の月》 ※
・『髑髏城の七人』Season月《下弦の月》 ※

※『髑髏城の七人』花鳥風月の配信映像は、WOWOWなどで放送された【放送版(ライブビューイング版)映像】版で、Blu-ray BOXの収録映像とは異なることご留意ください。

舞台ファイル:劇団☆新感線45周年『爆烈忠臣蔵』

今回、かてこさんが赴いた舞台日程は以下の通りです。

【公演名】劇団☆新感線45周年『爆烈忠臣蔵』
【公演期間】2025年 11月 09日 〜 2025年12月26日
【会場】 新橋演舞場
【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【企画・製作】ヴィレッジ 劇団☆新感線
【製作】松竹・ヴィレッジ
【キャスト】
古田新太、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、羽野晶紀、橋本さとし、
小池栄子、早乙女太一、向井 理 他