2026年3月3日、11日、24日。
宝塚大劇場にて、星組公演
ビート・シアター『恋する天動説』-The Wand’rin’ Stars-
ギャラクシーレヴュー『DYNAMIC NOVA』
を観劇してきたかてこさん。
今回は、星組新トップコンビ
暁千星さん、詩ちづるさんのお披露目公演。
トップスターお披露目公演は、
その組の“新しい時代の始まり”を感じる、特別な公演です。
かてこさんは、3月3日、11日、24日の3回観劇。
24日は4列目センターブロックという良席でした。
(ちなみに3日、11日は7列目)
そして24日は、なんとお隣が
高橋英樹さんご夫婦という偶然の出会いもあったそうです。
観劇をしていると、こういう思いがけない出来事があるのも、
劇場という場所の面白さのひとつです。

(2026年かてこさん撮影:宝塚大劇場にて)
『恋する天動説』-The Wand’rin’ Stars-
物語の舞台は、1960年代イギリスの海辺の街・ブライトン。
若者たちは
・ダンスミュージックを愛する“モッズ”
・ロックンロールを愛する“ロッカーズ”
の二つのグループに分かれ、対立していました。
モッズのリーダー格アレックスは、ある騒動の最中、
スクーターで高級ホテルに突っ込み、気を失ってしまいます。
そこで彼を見つけたのが、ホテルの令嬢シンシア。
彼女は、家同士の結婚を命じられ、まだ見ぬ婚約者を待っていたところでした。
そこへ現れたアレックスを、
本物の婚約者だと勘違いしてしまうところから物語が始まります。
シンシアはカーレーサーを目指しており、
「結婚後もレースを続けること」を条件に結婚を受け入れる予定でした。
人違いだと気付かないまま、
レースの話で意気投合する二人。
けれど――
祖母の財産を狙う叔父、本物の婚約者、対立するロッカーズのリーダー、
そして天文学を愛するシンシアの兄。
様々な思惑が絡み合い、物語は思わぬ方向へ進んでいきます。

(2026年かてこさん撮影:4列目センターブロックからの眺め)

(2026年かてこさん撮影:7列目からの眺め)
自分の夢か、家業を継ぐかの選択
この物語の軸にあるのは、
「自分の人生を、自分で選ぶのか」というテーマ。
ホテルを継ぐ立場にあるシンシアは、
本当はカーレーサーとして生きたいという夢を持っています。
偽物だとバレ、警察に捕まり、脱走し、真実を伝え、
様々な出来事を経て、それでも最後にアレックスがシンシアに伝えた言葉は、
「君ならできるよ」
目の前で起こる問題と、
それぞれの登場人物の想いの向かう先が定まっていき、
物語はハッピーエンドへ。
恋も、人生も、星の軌道のように回りながら、
それぞれが自分の居場所へ戻っていくような物語でした。

(2026年かてこさん撮影:4列目センターブロックからの眺め)

(2026年かてこさん撮影:7列目からの眺め)
ギャラクシーレヴュー『DYNAMIC NOVA』
「NOVA=新しい星」
トップスター暁千星さんを中心に、
新しい星の誕生をテーマにしたレヴュー作品。
台詞はほとんどありませんが、
場面ごとにストーリー性があり、
一つの物語を観ているようなレヴューでした。
宝塚のレヴューは、ただ華やかなだけではなく、
組の色やトップスターの個性が強く出る作品でもあります。
まさに、
“星組の新しい星が生まれた瞬間”
を観ているような舞台でした。
客席降りもありましたが、通路側ではなかったため、
ハイタッチはできず。
これもまた、観劇の思い出のひとつです。
新しい星のはじまりを観るということ
トップお披露目公演は、
物語やレヴューの内容だけでなく、
・組の空気
・客席の期待感
・劇場全体の高揚感
そういったものすべてを含めて、
「歴史の始まりを観ている」ような公演だと、かてこさんは言います。
同じ作品でも、
お披露目公演はやはり特別。
劇場には、
これからの星組への期待を込めた熱気に溢れていました。
新しい星のはじまりを、この目で観ることができた時間。
ステージに立つ人、その世界を創り上げるすべての人に、心から拍手を。
(Coffee break…)
次のページをめくる前に、温かい一杯を。
舞台ファイル:星組公演『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』
今回、かてこさんが赴いた日程は以下の通りです。
【公演名】星組公演『恋する天動説』『DYNAMIC NOVA』
【公演期間】2026年2月28日~ 2026年4月12日
【会場】東京宝塚劇場
【作・演出】『恋する天動説』大野 拓史、『DYNAMIC NOVA』稲葉 太地
【企画・制作】宝塚歌劇団
【製作・主催】阪急電鉄
【キャスト】
アレックス(モッズのリーダー格):暁 千星
シンシア(ホテルグループ社長の孫娘):詩 ちづる
レスリー(ロッカーズのリーダー格):瑠風 輝
ドロシー(ホテルグループ社長):万里 柚美
クラーク・ミラー(医師):美稀 千種
ゴードン(シンシアの叔父):輝咲 玲央
エース(テーラー):ひろ香 祐
ピート・ダグラス(王立天文台所長):朝水 りょう 他多数出演

(2026年かてこさん撮影:宝塚大劇場にて)

(2026年かてこさん撮影:3月3日公演時に飾られていたひな壇、こういうさりげない心遣い、いいですね。)
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