「1日に2本も舞台を観るって、現実的に可能なの…?」

初めて“はしご観劇”という言葉を聞くと、そう思う方も多いかもしれません。
移動は間に合うのか、体力はもつのか、そもそもそんなに集中力が続くのか——。

でも、結論から言うと 可能です。

しかもそれは、勢いや無理を重ねた結果ではなく、
16年間かけて積み重ねてきた“現実的な工夫”の集大成。

今回は、年間100公演超を観劇する“かてこさん”が、
どんな視点でスケジュールを組み、
どんな基準で「行く・行かない」を判断しているのか。

数字と実例を交えながら、はしご観劇のリアルを深掘りしていきます。

かてこさんのはしご実績

まずは、16年間の観劇データから見る「はしご観劇」の実績です。

1日に2件のはしご観劇を基本とし、
(舞台挨拶付映画を含む場合は1日3件になることも)

年間平均で約11日、
おおむね 月に1日は“はしご観劇”をしている という結果になりました。

観劇数はしご回数
201142
201221
201363
2014178.5
20153618
20163015
2017136.5
20183417
20195226
20203216
20213015
20222412
20232412
2024126
合計:316158

この数字だけを見ると驚かれるかもしれませんが、
ポイントは「毎月必ずやっている」わけではないという点。

無理のない範囲で、
できるときに、できる組み合わせだけを選ぶ。

このスタンスが、長く続けられる秘訣でもあります。

ポイント1:「1日2公演」の基本ルールは“現実的に動けること”

まず、「1日2公演」を成立させるために、
かてこさんが何よりも大切にしているのが、この考え方。

かてこさん

移動距離・開演時間・体力、この3つが無理なく回せるかがカギです。

たとえば——

✅ 午前:11:00開演@日比谷
✅ 午後:16:30開演@渋谷

このように
移動時間に余裕があり、間に休憩も取れる組み合わせであれば成立します。

逆に、

❌ 13:00終演 → 14:00開演(別都市)

のようなケースは、
「理論上は可能でも、現実的ではない」と判断し、潔くあきらめるそうです。

<実際のはしごパターン例>

パターン1:異ジャンルはしご

12:30 舞台|天王洲 銀河劇場

18:00 コンサート|東京ドーム

ジャンルが違う分、気持ちの切り替えもしやすい組み合わせ。

パターン2:隙間時間に舞台挨拶付映画を組む

舞台挨拶付映画はタイムスロットが比較的短く、
舞台・コンサート・ミュージカルと組み合わせやすいのが特徴。

10:20 舞台挨拶付映画|新宿ピカデリー

18:00 コンサート|シアターコクーン

あるいは、

09:45 舞台挨拶付映画|新宿バルト9

13:20 舞台挨拶付映画|テアトル新宿

17:30 ミュージカル|東京国際フォーラム ホールC

1日3件でも、移動と休憩が確保できれば成立します。

パターン3:同一会場はしご

13:00 コンサート|国立代々木競技場 第一体育館

17:00 コンサート|同会場

移動がない分、体力的な負担が最小限。

パターン4:都県をまたぐ場合

13:30 コンサート|横浜アリーナ

17:00 ライブ|日本橋三井ホール

あるいは、

12:30/13:00 舞台|都内(シアタークリエ/帝国劇場/東京芸術劇場他)

17:30/18:00 コンサート|横浜アリーナ

有楽町近辺での舞台で次に横浜アリーナの場合は新幹線や特急を使うこともありますが、
移動時間は常に“余裕を持つ”のが鉄則。

かてこさん

観劇は楽しいもの。
移動に余裕がないと、それだけで舞台時間を楽しむ余裕もなくなることがあります。

ポイント2:“平日夜”と“土日昼夜”の使い分け

フルタイム勤務をしながら観劇を続けるかてこさんにとって、
曜日ごとの使い分けも重要なポイント。

▽ 平日夜

  • 基本は19:00開演
  • 会社帰りに直行できる都内劇場
  • 翌日が在宅勤務の日を選ぶことも

▽ 土日

  • 昼公演+夜公演のはしご
  • 夜は18:00開演が理想
  • 終演後に無理なく帰れることを重視

かてこさん

連休は地方遠征に使うこともあります。
チケットが取りやすい地方公演でまとめてはしご観劇することも多々あります。

ポイント3:カレンダーで“当選可視化”管理

はしご観劇を支えている最大の仕組みが、
カレンダーアプリによる徹底管理をしています。

  • 申込日・結果発表日・公演日をすべて登録
  • 当選=ピンク
  • 落選=削除( or グレー)
  • 1日1公演を基本に重なりチェック
  • 開演時間・場所(最寄り駅)まで仮入力

5公演申し込むなら、5つ全部を仮でカレンダーへ入れ、
当選したものだけ色を変えて残していきます。

視覚的に把握できることで、
無理なはしごを防ぎ、判断も早くなります。

カレンダー管理術の詳細は以下関連記事をご参照ください。

ポイント4:“あきらめる判断”も重要

行きたい舞台があっても、
体力・移動・日程が厳しければ、見送る勇気も必要。

「どうしても観たい」を積み重ねすぎると、
疲れが溜まり、舞台そのものを楽しめなくなることも。

チケット申込も日時調整も“舞台体験”の一部

かてこさんにとって、
チケット申し込みやスケジュール調整もまた、観劇の一部。

「どこで、誰と、何を観るか」
「その日はどんな時間になるだろうか」

そう考える時間も、
すでに“舞台”は始まっているのです。

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