古川雄大『The Greatest Concert vol.3』~進化するグレコン、名曲と豪華ゲストに酔いしれた2日間~

古川雄大『The Greatest Concert vol.3』~進化するグレコン、名曲と豪華ゲストに酔いしれた2日間~

2026年9月12日・13日、古川雄大さんのミュージカルコンサート『The Greatest Concert vol.3 -Man of the Stage-』を観劇してきました。

今回の座席は2階席。舞台からは少し距離がありましたが、それでも本当によかった!

古川さんの伸びやかな歌声はもちろん、選曲の幅広さ、ゲストとの共演、
そして舞台全体を使った演出まで、見どころが盛りだくさん。

『The Greatest Concert』シリーズも今回で3回目。
前回のvol.2も観ていますが、回を重ねるごとに、コンサートとしての完成度が高まっているように感じたかてこさん。

何より印象的だったのは、古川さんがこれまで演じてきた役の楽曲だけでなく、
ご本人が出演していない作品の名曲も、古川さんならではの表現で楽しめたこと。

ミュージカルファンにとっては、これが本当に贅沢なのです。

9月12日のソニンさん、13日の加藤清史郎さん、それぞれ異なるゲストを迎えた2公演を観劇。
日によって変わる楽曲や共演も含めて、古川さんの魅力をたっぷり堪能してきました。

今回は、そんな『The Greatest Concert vol.3』の魅力を、年間100公演以上観劇するかてこさんの視点で振り返ります。

古川雄大『The Greatest Concert vol.3』~進化するグレコン、名曲と豪華ゲストに酔いしれた2日間~

(2026年かてこさん撮影:東京国際フォーラム ホールC前にて)

『The Greatest Concert vol.3』とは?

『The Greatest Concert vol.3 -Man of the Stage-』は、
ミュージカル俳優・古川雄大さんによるコンサートシリーズの第3弾です。

『エリザベート』『モーツァルト!』『黒執事』など、
古川さんが出演してきた作品の楽曲はもちろん、さまざまなミュージカルの名曲を取り上げたステージ。

今回は、歌唱そのものを楽しむだけではなく、演技やダンスを交えた演出も大きな見どころとなっていました。

さらに、日替わりの豪華ゲストとの共演も魅力のひとつ。

古川さんのこれまでの歩みを振り返りながら、
まだ観たことのない新たな一面にも出会える、そんなコンサートだったように思います。

 

 

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名曲の数々を、古川雄大さんならではの表現で

第一幕は、ミュージカルの名曲を次々と披露する構成。

印象的だったのは、単に曲を歌い継いでいくのではなく、
ほかのパフォーマーの方々も登場し、演技を交えながら物語のように進んでいく演出でした。

舞台上で表現する姿と、その裏側を思わせる場面が織り交ぜられ、
ひとつのショーとして楽しめる工夫が凝らされています。

コンサートでありながら、舞台作品を観ているような感覚もありました。

「星から降る金」|ロックテイストで生まれ変わる名曲

『モーツァルト!』の「星から降る金」は、今回特に印象に残った一曲です。

本来のミュージカルで聴く曲調とは異なり、テンポの速いロックテイストのアレンジ。

馴染みのある楽曲なのに、まったく違った表情を見せてくれました。

ミュージカルの名曲は、歌う人やアレンジによって、こんなにも印象が変わるのかと、あらためて感じさせられます。

原曲の世界観を知っているからこそ、その違いを楽しめるのもコンサートならでは。

古川さんの歌声が持つ力強さも存分に感じられる一曲でした。

「私だけに」|古川雄大さんが歌うシシィの名曲

『エリザベート』の「私だけに」。
この曲を古川さんの歌声で聴けたことは、今回の大きな収穫でした。

古川さんといえば、同作品ではトート役。

本公演でシシィの「私だけに」を歌う機会は基本的にありません。

だからこそ、こうしたコンサートで聴けることが、とても嬉しいのです。

何より素晴らしかったのは、歌声の伸び。
高音へ向かって広がっていく歌声が本当に美しく、思わず聴き入ってしまいました。

作品の中で聴き慣れた曲であっても、歌い手が変わることで、新しい魅力に気づかされる。

そんな一曲だったと思います。

「Land of Lola」|演じていない役まで魅せてしまう

『キンキーブーツ』の「Land of Lola」も印象的でした。

古川さんが舞台本編でローラを演じたことはないと思いますが、それでも、実に見事なパフォーマンス。

楽曲の持つ華やかさや力強さを、古川さんらしく表現されていました。

ミュージカル俳優のコンサートでは、普段の舞台ではなかなか観られない役や楽曲に出会えることがあります。

これがまた、観劇ファンにはたまらない魅力です。

もし古川さんがこの役を演じたら、どんな舞台になるのだろう。

そんな想像まで膨らむ時間でした。

「エメ」「TRUE COLORS」|新しい出会いも楽しい

『ドン・ジュアン』の「エメ」は、どこかで聴いたことがあるような印象。

『ロミオ&ジュリエット』の曲だっただろうか、と考えながら聴いていました。

初めて聴く曲や、作品と曲名がすぐには結びつかない曲でも、歌声そのものに引き込まれる。

これもコンサートの楽しさだと思います。

そして『プリシラ』の「TRUE COLORS」。

シンディ・ローパーの楽曲としても知られる一曲ですが、こちらも素敵でした。

ミュージカルという枠を越え、さまざまな音楽の魅力に触れられる選曲だったように思います。

「愛と死の輪舞」|何度聴いても素晴らしい

そして、何度聴いても素晴らしいのが、『エリザベート』の「愛と死の輪舞」。

古川トートの歌声は、これまで何度も聴いてきました。

それでも、やはり素晴らしい。

何度聴いても、そのたびに心を動かされる曲があります。

古川さんにとっても代表的な役のひとつであるトート。

聴き慣れた楽曲だからこそ、歌声の表現や響きをじっくり味わえる時間でした。

「One Night Only」「黒執事」「Hot Stuff」|多彩な楽曲で魅せる

『ドリームガールズ』の「One Night Only」。

古川さんが出演していない作品の楽曲を聴けるのは、やはり嬉しいものです。

続く『黒執事』の「私はあなたの駒となり剣となる」では、古川さんが演じたセバスチャンを思い出しました。

あの役が本当によく似合っていたこと。

楽曲を聴いているうちに、また古川さんのセバスチャンを観たい、という気持ちが湧いてきます。

そして『プリシラ』の「Hot Stuff」。

こちらは会場全体が手拍子で盛り上がる一曲。

それまでじっくり歌声を聴いていた客席も、音楽に合わせて一体となっていきます。

こうした盛り上がりも、ライブならではの醍醐味です。

古川雄大『The Greatest Concert vol.3』~進化するグレコン、名曲と豪華ゲストに酔いしれた2日間~

(2026年かてこさん撮影:2階席)

ゲストとの共演で広がる、もうひとつの魅力

ソニンさんとの共演で蘇るミュージカルの名曲

9月12日のゲストは、ソニンさん。

『マリー・アントワネット』から「100万のキャンドル」をソロで披露し、
古川さんとのデュエットでは『ルドルフ ザ・ラスト・キス』の「Something More」、
そして『モーツァルト!』の「愛していれば分かり合える」が歌われました。

ミュージカルで活躍するお二人だからこそ、それぞれの楽曲が持つ物語や感情が伝わってきます。

コンサートという場で、こうした作品の名曲を組み合わせて聴けるのは贅沢な時間。

ソニンさんの存在感も加わり、また違った彩りが生まれていました。

古川トートと加藤ルドルフ、そして古川 Lと加藤 月

9月13日のゲスト、加藤清史郎さんとの共演も、とてもよかった!

『ロミオ&ジュリエット』の「世界の王」では、古川さんと加藤さんが共演。

続く『エリザベート』の「闇が広がる」では、古川トートと加藤ルドルフの組み合わせ。

さらに、加藤さんのソロ「僕は怖い」を挟み、『デスノート THE MUSICAL』の「ヤツの中へ」では、
古川Lと加藤月という組み合わせが実現しました。

『エリザベート』と『デスノート』。

作品の世界観はまったく異なりますが、いずれも登場人物同士の緊張感や関係性が大きな魅力となる作品です。

その楽曲を、こうしてコンサートの舞台で楽しめること。

ただのデュエットではなく、役と役の関係性まで思い浮かぶ共演だったように感じます。

特に「ヤツの中へ」は、古川さんと加藤さんの組み合わせが印象的で、
今回のコンサートで心に残った場面のひとつとなりました。

「遠い稲妻」「SIX」|最後まで飽きさせない構成

ゲストコーナーの後も、『マリー・アントワネット』の「遠い稲妻」、
そして『SIX』の「SIX」と、バラエティに富んだ楽曲が続きました。

重厚なミュージカルナンバーから、現代的でエネルギッシュな楽曲まで。

選曲の幅が広く、最後まで飽きることがありません。

第一幕の物語性を感じる演出から、第二幕のゲストとの共演、そして会場が一体となるナンバーへ。

コンサート全体の流れもよく考えられていたように思います。

「僕こそ音楽」で締めくくる贅沢な時間

アンコールは『モーツァルト!』の「僕こそ音楽」。

古川さんの歌声で、この曲を聴ける幸せ。

数々の名曲を楽しんだ後に、最後を締めくくるのにふさわしい一曲でした。

『モーツァルト!』は、古川さんのミュージカル俳優としての歩みを語るうえでも、欠かせない作品のひとつ。

さまざまな作品の楽曲を経て、最後にこの曲へ戻ってくる。

そんな構成にも、コンサートならではの余韻を感じました。

2階席から観ても大満足、グレコンは進化している

今回、かてこさんが観劇したのは9月12日と13日の2公演。
座席は2階席で、舞台からの距離はありました。

もちろん、もっと近くで古川さんの表情や細かな演技を観られたら、という気持ちもあります。
それでも、十分すぎるほど楽しめたコンサートでした。

特に今回よかったのは、歌唱だけに頼らない演出。

第一幕では、ほかのパフォーマーの方々も加わり、演技を交えながら物語が進んでいくような構成になっていました。
ただ名曲を次々と歌うだけではなく、ステージ全体でひとつの世界を作り上げている。

その工夫が、とても印象的でした。

前回の『The Greatest Concert vol.2』と比較しても、演出がより作り込まれていたように感じました。
回を重ねるごとに、コンサートとして進化しているのではないでしょうか。

また、日によって異なるゲストとの共演も大きな魅力。
ゲストが変われば、楽曲も変わり、ステージの雰囲気も変わります。

できることなら何公演も観たくなってしまうのが、観劇ファンの性というもの。

今回はチケットが取りにくかったことに加え、スケジュールの都合もあり、2公演のみの観劇となりましたが、

それでも、観終わって思ったのは、
「もっと観に行きたかった!」
ということ。

それほど満足度の高いコンサートでした。

(2026年かてこさん撮影:販売されていたグッズたち)

古川雄大さんの新しい魅力に出会える『The Greatest Concert』

『The Greatest Concert vol.3』は、古川さんの歌唱力を存分に堪能できるだけでなく、
さまざまなミュージカル作品の魅力を再発見できるコンサートでした。

『エリザベート』の「私だけに」や『キンキーブーツ』の「Land of Lola」など、
古川さんが舞台本編では演じていない役の楽曲を聴けたこと。

馴染みのある「星から降る金」が、ロックテイストのアレンジで新たな表情を見せてくれたこと。

そして、ソニンさんや加藤清史郎さんとの共演によって、ミュージカルの名場面を思い起こさせてくれたこと。

どれも、コンサートだからこそ味わえる贅沢な時間でした。

さらに、今回は歌だけでなく、演劇的な演出にも工夫が凝らされていたことが印象的です。

舞台俳優としての古川さんと、コンサートのステージで自由に表現する古川さん。
その両方の魅力を楽しめるシリーズになっているように感じます。

2階席からの観劇でしたが、満足度は十分。
むしろ、もう一度、さらにもう一度と、何度でも観たくなるほどでした。

回を重ねるごとに進化する『The Greatest Concert』。
次回があるなら、またぜひ足を運びたいと思ったかてこさん。

そして次こそは、もう少し多くの公演を観られたら嬉しいですね。

ステージに立つ人、その世界を創り上げるすべての人に、心から拍手を。

 

 

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舞台ファイル:古川雄大『The Greatest Concert vol.3』

かてこさんが赴いた公演日程は以下の通りです。

【公演名】古川雄大『The Greatest Concert vol.3 -Man of the Stage-』
【公演期間】2026年9月11日 ~ 9月17日
【会場】東京国際フォーラム ホールC
【演出/振付】大村 俊介[SHUN]
【主催】TBS / 研音
【キャスト】
古川 雄大
俵 和也、渡辺 謙典、松出 直也、鑓水 海人、彩花 まり、音咲 いつき、杉山 真梨佳、沙樹
【ゲスト】
甲斐 翔真、加藤 和樹、加藤 清史郎、木下 晴香、黒羽 麻璃央、ソニン、立石 俊樹、真風 涼帆、真瀬 はるか

観劇&ライブ プラスアイテム

劇場やライブ会場での時間、その日を、少しだけ快適にしてくれる観劇アイテムをまとめました。
みなさまの観劇体験がよりよいものとなりますように。

双眼鏡(オペラグラス)

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はじめての双眼鏡なら、小型なものから。

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