2026年2月。かてこさんが足を運んだのは、
舞台『刀剣乱舞』シリーズの中でも、
“文学作品”をモチーフにした異色作──
『禺伝 矛盾源氏物語 ~再演~』です。
主演は七海ひろきさん。
2023年以来再びの『刀剣乱舞』シリーズ、
どんな体験ができたのでしょうか。

(2026年かてこさん撮影:日本青年館ホール前にて)
「歴史」と「物語」が反転した世界
舞台『刀剣乱舞』の物語は、西暦2205年。
歴史改変を目論む「歴史修正主義者」と、
それを阻止する「刀剣男士」たちの戦いを描くシリーズです。
今回の舞台は、平安時代。
紫式部と『源氏物語』の周辺歴史に
異変が起きたことで、刀剣男士たちが出陣します。
しかし彼らが辿り着いた平安京は、
ただの歴史の舞台ではありませんでした。
そこは──
「歴史」と「物語」が反転した世界。
実在するはずのない光源氏や貴族たちが、
『源氏物語』の世界そのもののように存在している――
そんな空間だったのです。
光源氏という“物語”に飲み込まれていく
物語の中で印象的だったのは、
七海ひろきさん演じる人物が、
光源氏として振る舞う時間が生まれるところ。
物語の中に入り込み、
まるで光源氏として生きているかのように振る舞う。
やがて今度は、
別の刀剣男士が光源氏の役割を引き受けていく。
誰が現実で、
誰が物語なのか。
境界線が揺らいでいく展開は、
とても不思議な感覚でした。

(2026年かこてさん撮影:日本青年館ホールにて)
少し理解が難しいストーリー展開
正直なところ、
ストーリーは少し難解。
面白いのですが、
展開を追いながら理解するには
やや難易度が高い印象でした。
光源氏という“物語の人物”と
刀剣男士たちの存在が重なっていく構造は、
文学的である一方、
「いま何が起きているのか」を
一度で整理するのは少し大変かもしれません。
ただ、それも含めて
この作品らしさなのかもしれません。
カーテンコールの撮影タイム
そして、この公演の特徴のひとつが
カーテンコールでの撮影OKタイム。
最近の2.5次元舞台では
ときどき見られる演出ですが、
観る側としては嬉しい瞬間です。
今回は2階席だったため、
どうしても距離の限界がありました。
もう少し近くで見られたら──
そんな気持ちも少し。
それでも、
劇場の熱気とともに
印象に残るカーテンコールでした。
ステージに立つ人、その世界を創り上げるすべての人に、心から拍手を。


(2026年かてこさん撮影:撮影OKの刀剣乱舞ステージ)

(2026年かてこさん撮影:刀剣乱舞ぬいたちもお出迎えしてくれました!)
(Coffee break…)
次のページをめくる前に、温かい一杯を。
舞台ファイル:舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語 ~再演~
今回、かてこさんが赴いた日程は以下の通りです。
【公演名】舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語 ~再演~
【公演期間】2026年2月3日 ~ 2026年2月15日
【会場】日本青年館ホール
【脚本・演出】末満健一
【原案】「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
【企画・製作】舞台『刀剣乱舞』製作委員会
【キャスト】
歌仙兼定:七海ひろき
大倶利伽羅:彩凪 翔
一文字則宗:綾 凰華
山鳥毛:麻央侑希
姫鶴一文字:澄輝さやと
南泉一文字:汐月しゅう
藤壺の宮:舞羽美海
六条御息所:フランク莉奈
葵上:相馬結衣
空蝉:伊藤わこ
末摘花:西分綾香
若紫:坪井美綺、杉山穂乃果(Wキャスト)
小少将の君:七味まゆ味
光源氏:瀬戸かずや
ーーーー
【公演名】舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語
【公演期間】2023年 02月 04日 ~ 2023年 02月19日
【会場】TOKYO DOME CITY HALL
【脚本・演出】末満健一
【アクション監督】栗田政明
【音楽】manzo/伊 真吾/KYOHEI
【原案】「刀剣乱舞ONLINE」より(DMM GAMES/NITRO PLUS)
【企画・製作】舞台『刀剣乱舞』製作委員会
【キャスト】
歌仙兼定:七海ひろき
大倶利伽羅:彩凪 翔
一文字則宗:綾 凰華
山鳥毛:麻央侑希
姫鶴一文字:澄輝さやと
南泉一文字:汐月しゅう
藤壺女御:皆本麻帆
六条御息所:梅田彩佳
葵上:橘 二葉
空蝉:井上怜愛
末摘花:永田紗茅
小少将の君:兵頭祐香
光源氏:瀬戸かずや
関連作品
もしこの舞台を観て、
「源氏物語」の世界をもう少し知りたくなった方へ。
源氏物語を題材にした作品の中でも、
長く読み継がれている名作漫画が、
大和和紀氏による『あさきゆめみし』です。
平安の宮廷で繰り広げられる恋と人間関係、
そして光源氏という人物の生き方を、
美しい筆致で描いた作品として知られています。
舞台で描かれた「光源氏」という存在を、
改めて物語として味わってみたい方には、
この漫画から触れてみるのもおすすめです。
▶ 『あさきゆめみし』(大和和紀著)はこちら
観劇&ライブ プラスアイテム
劇場やライブ会場での時間、その日を、少しだけ快適にしてくれる観劇アイテムをまとめました。
みなさまの観劇体験がよりよいものとなりますように。
双眼鏡(オペラグラス)
2、3階席はもちろん1階席でも、表情や舞台設定、背景、衣装の細部まで楽しみたいときに。
はじめての双眼鏡なら、小型なものから。
性能にも多少こだわりたい方には。
水筒
開演前後の水分補給に。劇場周辺で飲み物を探す手間を減らせます。
観劇中の集中力を維持するもの
BASE FOOD
小腹が空いて観劇の集中力が途切れないように。開演前や休憩時間に、手軽に栄養補給を。
ナリス ぐーぴたっクッキー
小腹が空いたときのお守りに。観劇前後の軽い携帯食として。
立見観劇にあると便利なもの
折り畳み椅子
立見だからって、立ちっぱなしでいる必要はないので、持っていくだけで快適に。
夏の観劇にあると便利なもの
携帯扇風機
駅から劇場までの移動や、開場待ちの暑さ対策に。
日傘
劇場までの移動や、物販列に並ぶとき、日差し対策に。
ネッククーラー
真夏の観劇・遠征・屋外待機の体力温存、熱中症対策に。
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