ミュージカルの金字塔として、世界中で長く愛され続けている『レ・ミゼラブル』。
タイトルや代表曲は知っていても、
「物語が難しそう」
「全体的に暗そう」
「登場人物が多くて、ついていけるか不安」
と感じている方もいるかもしれません。
年間100公演以上観劇するかてこさんは、帝国劇場で上演された『レ・ミゼラブル』を、
2013年、2017年、2019年、2025年と4回観劇してきました。
特定のキャストを目当てに通っているわけでも、
作品そのものを熱烈に追いかけているわけでもありません。
物語には、今でも共感しがたいところもあります。
それでも公演があると、
「やはり観ておいた方がいいかな」
と思い、なぜかチケットを申し込んでしまう作品です。
今回は、物語への共感だけでは説明できない『レ・ミゼラブル』の魅力を、
かてこさんの率直な所感とともに振り返ります。

(2025年かてこさん撮影:帝国劇場にて)
かてこさんの『レ・ミゼラブル』観劇記録
かてこさんが帝国劇場で『レ・ミゼラブル』を観劇したのは、次の4公演です。
・2013年4月28日17時公演
・2017年5月30日18時15分公演
・2019年5月3日12時公演
・2025年1月9日18時公演
2013年は、日本で新演出版が初めて上演された年。
2017年は日本初演30周年、2019年は全国5大都市ツアーが行われた年、
そして2024-25年公演は、帝国劇場の建て替え前に上演された公演のひとつでした。
こうして振り返ると、かてこさんは10年以上にわたり、
節目ごとの『レ・ミゼラブル』を帝国劇場で観てきたことになります。
毎回必ず観ようと決めていたわけではありません。
それでも公演情報が発表されると、自然と予定の中に入ってくる。
かてこさんにとって『レ・ミゼラブル』は、強く意識して追いかけているわけではないのに、
長くご縁が続いている作品です。

(2025年かてこさん撮影:豪華キャスト陣)
ミュージカル『レ・ミゼラブル』とは
『レ・ミゼラブル』の原作は、フランス文学の巨匠ヴィクトル・ユゴーによる大河小説です。
物語の舞台は、19世紀初頭の動乱期にあるフランス。
貧困の中でパンを盗み、19年間投獄されたジャン・バルジャンの人生を中心に、
当時の社会で生きる人々の苦悩や愛、信念、正義、革命が描かれます。
1985年にロンドンで初演され、日本では1987年に帝国劇場で初演。
日本でも長きにわたり繰り返し上演され、ミュージカルを代表する作品として親しまれてきました。
2012年には、ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイらが出演する映画版も公開。
舞台版を知らなかった人にも、『夢やぶれて』『民衆の歌』『ワン・デイ・モア』などの
楽曲が広く知られるきっかけとなりました。
パン一つから始まるジャン・バルジャンの人生
主人公のジャン・バルジャンは、飢えた姉の子どものためにパンを盗み、
その後の脱獄未遂も重なって19年間投獄されます。
仮出獄後も、前科者として冷たい扱いを受け、世間への怒りを募らせるバルジャン。
しかし、銀の食器を盗んだ彼を許し、さらに銀の燭台まで差し出した司教との出会いをきっかけに、
生まれ変わることを決意します。
やがて名前を変え、工場を経営し、市長となったバルジャン。
その工場で働いていた女性ファンテーヌの死をきっかけに、
彼女の娘コゼットを引き取り、父親として守り育てていきます。
一方、警官ジャベールは、法を破ったバルジャンを執拗に追い続けます。
成長したコゼットと学生マリウスの恋、マリウスに想いを寄せるエポニーヌ、革命を志す学生たちの戦い。
多くの人の人生と感情が交錯しながら、物語は1832年のパリで起きた六月暴動へと向かっていきます。

(※画像はイメージです。)
原作を凝縮した物語には、少し戸惑うところも
『レ・ミゼラブル』の原作は、非常に長い大河小説です。
それを限られた上演時間の中に収めているため、舞台上では物語がかなりの速度で進んでいきます。
初めて観ると、
「いつの間にジャン・バルジャンは市長になったのだろう」
「どうしてジャベールは、ここまでバルジャンを追い続けるのだろう」
「マリウスとコゼットは、もうそこまで深く愛し合っているの?」
と、展開の早さに驚くこともあります。
特に、パンをひとつ盗んだことから始まったバルジャンへの追及が、
長い年月を超えて続くことには、現代の感覚では理解しにくい部分もあるでしょう。
もちろん、実際にはパンを盗んだことだけで19年間服役したのではなく、
脱獄を繰り返したことも刑期が延びた理由です。
それでも、ジャベールが人生を懸けるようにバルジャンを追い詰めていく姿には、
「そこまで恨みを募らせるものなのだろうか」
と、思ってしまう気持ちも少なからずあります。
作品が描く当時の社会制度や宗教観、法に対する価値観を理解すると、見え方は変わるのかもしれません。
ただ、初見ですべての背景を理解するのは簡単ではありません。
物語を完全に把握しようと構えるより、まずは舞台上から押し寄せる歌と感情を受け止める。
『レ・ミゼラブル』は、そんな楽しみ方でも十分に成立する作品だと思います。
とにかく歌がいい。安心して聴き入ることができる歌唱力
かてこさんが『レ・ミゼラブル』で何より惹かれるのは、やはり音楽です。
物語は、ほぼ全編が歌によって進んでいきます。
セリフから歌へ切り替わる一般的なミュージカルとは異なり、
登場人物の会話や迷い、怒り、祈りまでもが音楽の中で表現されます。
しかも、出演するのは高い歌唱力を持つ演者さんばかり。
最初の一音が響いた瞬間から、まさに鳥肌もの。
安心して「聴く」に徹することができます。
ジャン・バルジャンが過去を捨てて新しい人生を歩もうと決意する『独白』。
すべてを失ったファンテーヌが、かつて夢見た人生を振り返る『夢やぶれて』。
夜空の星を見上げながら、ジャベールが自らの正義を誓う『スターズ』。
報われない恋を抱えたエポニーヌが、ひとりで想いを歌う『オン・マイ・オウン』。
バルジャンがマリウスの無事を神に祈る『彼を帰して』。
そして、それぞれの登場人物が異なる思いを歌いながら、一つの壮大な音楽へと重なっていく『ワン・デイ・モア』。
ストーリーの細部を追いきれなくても、歌声から登場人物の感情を浴びることができます。
物語の展開に少し疑問を感じつつも、圧倒的な歌唱力に飲み込まれているうちに、
いつの間にか作品の世界へ連れていかれるのです。

(※画像はイメージです。)
暗く理不尽な物語だからこそ、わずかな愛が際立つ
『レ・ミゼラブル』は、決して明るい物語ではありません。
貧困によって仕事を失い、娘のために身を売るファンテーヌ。
想いを寄せるマリウスから別の女性を探してほしいと頼まれるエポニーヌ。
理想を掲げて立ち上がりながら、若くして命を落としていく学生たち。
善良に生きようとしても過去から逃れられず、最後まで自分の罪を背負い続けるジャン・バルジャン。
登場人物たちは、努力すれば必ず報われるような世界には生きていません。
それぞれが理不尽な運命に翻弄され、何人もの命が失われていきます。
全体を包む空気は重く、観終わった後に爽快感が残る作品でもありません。
それでも暗い世界の中にあるからこそ、人が誰かを思う気持ちが強く浮かび上がるのではないでしょうか。
心に残る、娘に捧げる無償の愛
物語の中で特に印象に残っているのは、ジャン・バルジャンがコゼットへ注ぐ無償の愛です。
コゼットは、バルジャンと血のつながった娘ではありません。
亡くなったファンテーヌとの約束を果たすために引き取り、危険から守り、愛情を注いで育てた娘です。
バルジャンにとって、コゼットは生きる希望であり、自分が新しい人生を歩んだ証でもあったのでしょう。
やがてコゼットがマリウスを愛していると知ると、バルジャンは自分のもとへ引き留めるのではなく、
娘が愛する人の命を救おうとします。
バリケードへ向かい、命懸けでマリウスを助け出し、最後には自ら身を引いてコゼットを託す。
そこにあるのは、見返りを求めない父親の愛です。
すべてを失い、社会を憎んだこともあるバルジャンが、司教から受け取った慈悲を、
今度はコゼットやマリウスへと渡していく。
その愛の連鎖が、『レ・ミゼラブル』という暗い物語の中で、光となっているように感じます。
群衆の歌が、劇場全体を包み込む
『レ・ミゼラブル』の魅力は、主要キャストのソロ曲だけではありません。
学生、市民、労働者、娼婦、宿屋の客など、大勢の登場人物が声を重ねる群衆の歌にも、大きな力があります。
特に『民衆の歌』や『ワン・デイ・モア』では、一人ひとりの声が集まり、舞台上に歌声の大きなうねりが生まれます。
それぞれの登場人物が抱えている事情や目的は異なります。
恋する人。
正義を貫こうとする人。
明日の革命に希望を託す人。
混乱に乗じて利益を得ようとする人。
全員が別々の方向を向いているはずなのに、音楽の中では一つの世界としてまとまっていく。
その声の厚みと熱量は、生の舞台だからこそ味わえるものです。
一人の歌声に心を奪われ、重なり合う歌声に客席ごと飲み込まれる。
細かな物語を理解するより先に、音楽が身体へ直接届いてくるのが、
『レ・ミゼラブル』の魅力のひとつでもあります。

(2025年かてこさん撮影:帝国劇場内にて)
ストーリーを深く考えすぎず、歌に身を委ねてもいい
名作と呼ばれる作品を観るとき、
「きちんと物語を理解しなければ」
「登場人物の行動に共感しなければ」
と考えてしまうことがあります。
しかし、『レ・ミゼラブル』については、あまり深く考えすぎず、歌の力を楽しんでもよいと思っています。
もちろん、歴史的背景や原作を知れば、登場人物の行動や物語への理解度は、深まりやすくなります。
ただ一方で、舞台を観る楽しみ方に正解はありません。
「この展開は少し急では?」
「この人物には、あまり共感できない」
と思いながらも、歌声に圧倒される。
それもひとつの観劇体験です。
理解できない部分を無理に納得しようとせず、目の前の演者さんが届ける声や表情、
舞台上に流れる音楽を受け取る。
それだけでも、『レ・ミゼラブル』という作品の魅力は十分に伝わってきます。
それぞれの想いが重なり合う歌の威力
ミュージカル『レ・ミゼラブル』は、貧困、差別、革命、正義、愛、赦しといった重い題材を扱った作品です。
原作の壮大な物語を限られた時間に凝縮しているため、
初めて観たときには展開の早さや人物の行動に戸惑うこともあります。
かてこさん自身も、ジャベールの執念や、いくつかの物語展開には、
今も共感しきれないところがあります。
それでも、出演者たちの圧倒的な歌唱力が、
細かな疑問を超えて作品の世界へと連れていってくれます。
ジャン・バルジャンがコゼットへ注ぐ無償の愛。
届かない想いを抱えるエポニーヌ。
理想のために立ち上がる若者たち。
正義を信じた末に、自分自身の価値観に追い詰められていくジャベール。
それぞれの人生が歌によって重なり、劇場全体が包み込まれる。
物語に完全には共感できなくても、なぜかまた観たくなる。
公演があれば、一度は見届けておきたいと思う。
そう感じさせること自体が、『レ・ミゼラブル』が長く上演され続けている理由であり、
この作品ならではの魅力なのかもしれません。
ステージに立つ人、その世界を創り上げるすべての人に、心から拍手を。
(Coffee break…)
次のページをめくる前に、温かい一杯を。
関連作品
舞台『レ・ミゼラブル』を観て、物語の展開や登場人物の背景をもう少し深く知りたくなった方には、
2012年公開の映画版『レ・ミゼラブル』もおすすめです。
ヒュー・ジャックマン演じるジャン・バルジャン、ラッセル・クロウ演じるジャベールをはじめ、
アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドら実力派キャストが出演。
舞台では歌とともに一気に進んでいく物語も、映画では19世紀フランスの街並みや人々の暮らし、
登場人物の表情を映像で追えるため、それぞれの感情や関係性がつかみやすくなっています。
『夢やぶれて』『民衆の歌』『ワン・デイ・モア』など、舞台で心に残った名曲をもう一度味わいたい方にもぴったり。
果たせぬ夢、報われない恋、犠牲、赦し、そして贖罪を描いた壮大な物語を、
映画ならではの臨場感とともに振り返ってみてはいかがでしょうか。
舞台『レ・ミゼラブル』を観て、
「なぜジャン・バルジャンは市長になれたのか」
「ジャベールは、なぜそこまで彼を追い続けるのか」
「登場人物たちは、どのような時代を生きていたのか」
と気になった方には、ヴィクトル・ユゴーによる原作小説もおすすめです。
角川文庫版『レ・ミゼラブル(上)(下)』は、壮大な物語の魅力を残しながら、
新しく読みやすい抄訳でまとめられています。
舞台では歌とともに駆け抜けていく展開も、原作ではジャン・バルジャンの苦悩や、
ミリエル司教の慈悲、当時の社会情勢とともに、より丁寧に描かれています。
人物の行動に少し共感しにくかった方も、背景を知ることで見え方が変わるかもしれません。
舞台で心に残った物語を、まずは上巻からゆっくり辿ってみてはいかがでしょうか。
観劇&ライブ プラスアイテム
劇場やライブ会場での時間、その日を、少しだけ快適にしてくれる観劇アイテムをまとめました。
みなさまの観劇体験がよりよいものとなりますように。
双眼鏡(オペラグラス)
2、3階席はもちろん1階席でも、表情や舞台設定、背景、衣装の細部まで楽しみたいときに。
はじめての双眼鏡なら、小型なものから。
性能にも多少こだわりたい方には。
水筒
開演前後の水分補給に。劇場周辺で飲み物を探す手間を減らせます。
観劇中の集中力を維持するもの
BASE FOOD
小腹が空いて観劇の集中力が途切れないように。開演前や休憩時間に、手軽に栄養補給を。
ナリス ぐーぴたっクッキー
小腹が空いたときのお守りに。観劇前後の軽い携帯食として。
立見観劇にあると便利なもの
折り畳み椅子
立見だからって、立ちっぱなしでいる必要はないので、持っていくだけで快適に。
夏の観劇にあると便利なもの
携帯扇風機
駅から劇場までの移動や、開場待ちの暑さ対策に。
日傘
劇場までの移動や、物販列に並ぶとき、日差し対策に。
ネッククーラー
真夏の観劇・遠征・屋外待機の体力温存、熱中症対策に。
舞台ファイル:ミュージカル『レ・ミゼラブル』
これまで、かてこさんが赴いた公演日程は以下の通りです。
【公演名】ミュージカル『レ・ミゼラブル』(クロージング記念公演)
【公演期間】2024年12月20日 ~ 2025年2月7日
【会場】帝国劇場
【キャスト】
ジャン・バルジャン:吉原光夫、佐藤隆紀、飯田洋輔
ジャベール:伊礼彼方、小野田龍之介、石井一彰
ファンテーヌ:昆夏美、生田絵梨花、木下晴香
エポニーヌ:屋比久知奈、清水美依紗、ルミーナ
マリウス:三浦宏規、山田健登、中桐聖弥
コゼット:加藤梨里香、敷村珠夕、水江萌々子
テナルディエ:駒田一、斎藤司、六角精児、染谷洸太
マダム・テナルディエ:森公美子、樹里咲穂、谷口ゆうな
アンジョルラス:木内健人、小林唯 、岩橋大
ーーーー
【公演名】ミュージカル『レ・ミゼラブル』
【公演期間】2019年4月19日 ~ 2019年5月28日
【会場】帝国劇場
【キャスト】
ジャン・バルジャン:福井晶一、吉原光夫、佐藤隆紀
ジャベール:川口竜也、上原理生、伊礼彼方
ファンテーヌ:知念里奈、二宮愛
エポニーヌ:昆夏美、唯月ふうか、屋比久知奈
マリウス:海宝直人、内藤大希、三浦宏規
コゼット:生田絵梨花、小南満佑子、熊谷彩春
アンジョルラス:相葉裕樹、上山竜治、小野田龍之介
テナルディエ:駒田一、橋本じゅん
マダム・テナルディエ:森公美子、鈴木ほのか
ーーーー
【公演名】ミュージカル『レ・ミゼラブル』
【公演期間】2017年5月25日 ~ 2017年7月17日
【会場】帝国劇場
【キャスト】
ジャン・バルジャン:福井晶一、ヤン・ジュンモ、吉原光夫
ジャベール:川口竜也、吉原光夫、岸祐二
ファンテーヌ:知念里奈、和音美桜、二宮愛
エポニーヌ:昆夏美、唯月ふうか、松原凜子
マリウス:海宝直人、内藤大希、田村良太
コゼット:生田絵梨花、清水彩花、小南満佑子
アンジョルラス:上原理生、上山竜治、相葉裕樹
テナルディエ:駒田一、橋本じゅん、KENTARO
マダム・テナルディエ:森公美子、鈴木ほのか、谷口ゆうな
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【公演名】ミュージカル『レ・ミゼラブル』(プレビュー公演)
【公演期間】2013年4月23日 ~ 2013年5月2日
【会場】帝国劇場
【原作】ヴィクトル・ユゴー
【脚本】アラン・ブーブリル、クロード=ミッシェル・ショーンベルグ
【演出】ローレンス・コナー、ジェームズ・パウエル
【製作】東宝
【キャスト】
ジャン・バルジャン:キム・ジュンヒョン、吉原光夫、福井晶一
ジャベール:吉原光夫、川口竜也、福井晶一、鎌田誠樹
エポニーヌ:笹本玲奈、昆夏美、平野綾、綿引さやか
ファンテーヌ:知念里奈、和音美桜、里アンナ
コゼット:若井久美子、青山郁代、磯貝レイナ
マリウス:山崎育三郎、原田優一、田村良太
テナルディエ:駒田一、KENTARO、萬谷法英
マダム・テナルディエ:森公美子、浦嶋りんこ、谷口ゆうな
アンジョルラス:上原理生、野島直人、杉山有大
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チケットの山とともに積み重なってきた観劇の記録が、
いまの「かてこさんの舞台帖」を形づくっています。
その原点と歩みは、こちらから辿ることができます。
年間100公演赴くかてこさん ~観劇ド素人が紐解く“舞台”の世界・序章~
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